「結婚したら専業主婦になってほしい。」の言葉に潜む危険。
以前、60代の女性と話した時、寿退職後は夫の希望通り、ずっと専業主婦として生活してきたという話を聞きました。
その女性は、子供の手がだいぶ離れたため、働きたいと夫に話したところ、「働くのなら、離婚する。」と言われ、専業主婦でいたそうです。
「この夫、何様なの!?」
と私は思いましたが、人様の夫なので口には出さず。
その女性は聞いた感じでは、とても家族に大切にされ、十分な生活費を渡してもらって幸せそうなので、特に私が何か言うことはありませんでした。
家族の幸せに正解はないので、私は自分の価値観を押し付けるつもりはないからです。
でも、大きなリスクがあると思いました。
旦那さんは、自分が家事をしたくないし、奥さんが外で働いたら今より自分が蔑ろにされるんじゃないか、外で働いて色々と知恵を付けて、自分に意見を言うようになってくるんじゃないか、自分は仕事に専念するために、全面的に年老いた自分の親の面倒を看てほしい、などと自分の都合だけを考え専業主婦でいてほしいと思う場合がある。
けれど、旦那さんが事故で急死したり、会社が急に倒産したり、旦那さんが浮気して離婚を言い出したらどうするのか。
私ならリスクが大き過ぎて、専業主婦は無理です。
(私の夫は高給とりではないので、まず前提として無理なのですが。)