子供にお金の話をオープンにしていますか。
最初に、私自身の子供の頃の話を少し書きたいと思います。
私の親は高度成長期の中仕事をして、バブルも経験しています。
父親はごく普通の会社員で特別裕福な家庭ではありませんでしたが、私が幼少の頃はピアノや他のお稽古ごとをしてお金について何も考えることなく、何の心配もすることなく育ちました。
大っぴらにお金の話をするのは下品で、子供にお金の話は関係ない
ぐらいのスタンスの両親であったかと思います。
このようなスタンスの両親に育てられた私は社会人になっても源泉徴収、年金制度、保険等について何も考えていませんでした。
勿論自分の責任です。
そして私は子供に徐々お金に関する情報をにオープンにしていくことに決めました。
今は情報を提示しますが、将来は自分で調べて行動できるようになってほしいと思います。
何事もそうですが、金銭感覚も一朝一夕で身につくものではありません。
金銭感覚を身に付けることは、生きる力を身に付けることであると考えます。
例を挙げますと、
子供が外食に行きたいと言います。
その時には外食にはどういうコストがかかるかを説明します。
私は外食は娯楽であって、極端ですが、カロリーはとれても栄養面では期待できないぐらいの考えです。
(それなりのお店に行けば料理を楽しむと同時に栄養もとれるのでしょうが。)
そして子供に今の生活が当たり前でないことを話します。
(子供は今の時期は必ず水筒を持参し、外でペットボトルを買うなんて勿体なくてできない、と言います。)
子供は一時期塾に通っていましたが、その時のコストもオープンにしていました。
塾のコストはこれだけかかっている、塾の授業は一回〇〇円になるけど、これだけ稼ぐとしたら、例えばマクドナルドでアルバイトするなら何時間働かないといけないか等。
時間はお金より価値がある、が、お金で時間も買えるのは周知の事実で、このバランスが大事なのでないでしょうか。